ヘンタイになることです(笑)。ははは、ま、それも大切ですが、ジャズ的に洒落た感じの場合の隠し味は「均等な度合いで上がっていかない」ことではないかと、僕は考えてます。
クラシックの皆さんの多くは真面目にまっすぐ、音色を損ねずに、音がなめらかにつながることを中心にグリッサンドをとらえているような気がしますが、本来「飛び道具」のようなものですから、面白おかしくやる方が、僕は好きです。僕の場合、始めは粘っこくゆっくりとピッチをずり上げ、最後で一気に目標ピッチに持ち上げていく、というやり方をしています。するとなんともイヤらしい、「ヘンタイ」な感じになります。ジャズプレイヤーのビブラートやグリッサンドはだいたいそういう傾向にあり、均等に機械的に変化はしません。あと、演歌歌手なんかもいい参考になりますね。
ただし、それがクラシック的にどうなのか、バーンスタインの曲に適しているかどうか、は先生に判断してもらってください。
(2006/01/20)
【谷口英治】