たしかにこの時期、キンキンに冷えた楽器を吹き始めるのはつらいもの。
どうしたら速く暖めることができるか、みんな考えることは同じなようで、ヒーター内蔵の楽器スタンドがあるなんてウワサを聞いたことがあります。ビッグバンドでのサックスからの持ち替えなど、たしかに「速く」暖まってることが必要ですもんね。でもそれだと、下管はやたら暖かく上管は冷めてる、なんてことにならないかしら。
結局のところ、ますぶち氏のおっしゃる通り息で徐々に暖めるのが確実で、意外と速かったりもするんです。息を使うことで体も暖まるという効果もありますし。たしかにプラ管は木のように割れたりすることはありませんが、なにしろクラリネットは精密機器ですから、ストーブの輻射熱による急激な温度変化は各部品の調整を狂わす可能性が大いにあります。せめて、暖かい部屋に吹く15分くらい前からケースを開けて置いておく、くらいにしときましょうね。
もう間もなく、春だ!
(2006/01/20)
【谷口英治】