はじめまして、 私は中学校の吹奏楽でクラリネットを吹いているのですが、どうしてもタンギングがうまくできないんです。 速度100くらいで16部音符の連続でタンギング!なんていうことになると、 どうしてもうまくできず、途中でつかえてしまいます。 これをクリアできる練習法などはないのでしょうか? それと、クラリネットでもダブルタンギングができるというのを聞いたことがありますが、こちらのほうも教えていただければありがたいと思います。
はじめまして。 まずはその速度で楽器を持たずに「タタタタ、タタタタ・・・」と発音できますか。できるようであれば楽器でも同じ速度でタンギングできるはず。その前提となるのが、舌を不自然に動かさないことと、しっかりした息が吹き込まれていること、この二点です。 まずは楽器をくわえずにふつうに口を閉じて下さい。その時の舌の位置があなたの最もリラックスした舌位。次にマウスピースをくわえて「ラララ・・・」を発音するつもりで舌を動かします。この時にリードに触れたところがあなたにとっての理想的なタンギングの場所となります。よくリードの先端の方をねらったり、舌先をとがらせてタンギングしようとしがちですが、そうすると舌の付け根に不要な力が入ってしまい、かえってスムーズな動きができなくなってしまいます。また舌でリードをたたくようなイメージを持っていたり、タンギングしたあとに舌を奥にひっこめたりする動きも同じ理由から好ましくありません。 このリラックスした舌の状態が維持できていれば、しっかり息が入って振動しているリードに舌を接触させると、まるではじきかえされるような感触が得られます。これをうまく利用すると連続して安定したシングルタンギングができるはずです。もう一度、今度はマウスピースをくわえずに「ララララー」と歌ってみましょう。このときの状態をよく観察してみると、「アー」という母音を引っぱっていて、舌で上の歯の付け根の裏あたりをなめるように連続して動かしているのに気づきます。「アー」がしっかり言えていないと「ラララ」はスムーズに歌えないはず。この「アー」がクラリネットでは「息の柱」となるわけです。実はタンギングがうまくいかない人はタンギングそのものよりも息の方に問題があるケースが多いです。タンギングに気を取られてしっかり吹くことがおろそかになってはいませんか。試しにうまくいかないパッセージをフォルテッシモで吹いてみて下さい。はずみでトントントントンとできちゃったりするもんですよ。 ダブルタンギング・・・ははは。困りましたね、僕これ苦手なんです。ジャズではまず必要ないので。でも最近は訓練でだいぶできるようになってきましたよ。自分の経験上、英語的にTKTKTKと発音するのでなく、きわめて日本語的に口先で「とぅくとぅくとぅく・・・」とやるとうまくいくような気がします。ただし四分100くらいの十六分音符ならばシングルでやった方が早いような気がしますが。 当サイトのQ&Aコーナーにもタンギングに関する様々な質問と回答が出ているので、ぜひご参照下さいね。 【谷口英治】
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