<Q> クラリネットのバレルについての質問なのですが、A管を初めて買った時についてく るバレルは65mmで、B管についてくるバレルは66mmですよね?単純に考えて、A管の方が低い音まで出るのでA管のバレルの方が長いかと思ったのですが、逆なんですね!最近気が付いたのです。これは、何か意味があるのでしょうか?だけど、メーニッヒのバレルなんかは石森管楽器店でも、ダクでも、65mmはA管 用、66mmはB管用、という売り方はしていません。という事は、A管でもB管でもどっちにこれを付けなくてはいけないという訳ではなく、好きな方(吹奏感などで)決めていいという事でしょうか? そうだったら、単純に65mmのバレルと、66mmのバレルの違いというのをお教えばいただければと思います。 自分はオーケストラで持ち帰る時、マースピースからはずして持ち替えるのではなく、バレルごと取り替えて持ち替えをしています。B管についていたバレル(65 mmの方)をA管にも使っているという事です。 これで何か問題はあるのでしょうか? ご返答いただければうれしいです。よろしくお願いします
クラリネットの事とは言え、私にとっては専門外の分野・・・というのもジャズではA管への持ち替えはまずしないのです。さらに私の使用している楽器はウィーン・スタイル(つまり本来エーラー式)の運指をボエム式に改造したモデルなので、バレルの寸法も全然違うのです(ちなみに今使っているのは長めのもので64mm)。というわけで、私の乏しい知識でお答えするので、間違ってはいないと思いますが、他の意見はあるかもしれません・・・と始めに言い訳しておきます。 持ち替える時にバレルごと取り替えるやり方、普通ですよね。クラシックのコンサートでもよく目にする光景です。つまりB♭管もA管もバレルは共通なのです。フレンチ・ボエム式の楽器のバレルの標準サイズは65mm,66mmなので、どちらをどちらに使用してもOKなわけです。 さて65mm,66mmの違い、というか使いわけですが・・・要するにピッチを上げたい時に65mm、下げたい時に66mmということです。現在日本において様々な音楽で使用される標準的なピッチはA=440〜442ヘルツです(ヨーロッパのオケで443というのもあるそうです)。もちろん通常はバレルを抜いてチューニングするわけですが、自分のピッチが高めで極端に抜いたり、あるいはその逆で全部つめてもまだ低いような場合は、始めから長さの異なるバレルを使用した方が効率が良いというわけ。 また寒い場所で吹く場合(楽器のためにも身体のためにもおすすめできませんが)、がんばって楽器をあたためてもなかなかピッチがあがりません。逆に暑くて湿気の多い場所で吹いているとピッチが上がりすぎて、例えば440には合わせられなくなったりします。このような場合にも長短のバレルを持つことである程度対応できるのです。 【谷口英治】
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