セカンドラインというのは、ニューオリンズジャズのリズムスタイルとしてセカンドラインのことですよね。もしもそれとは違う意味でのセカンドライン(例えばまったく別のそういうジャンルがあるとか)でしたら、ごめんなさい。わからないです。
ニューオリンズジャズのセカンドラインであれば、それほど特殊なものだとは思いません。レパートリーをメロディやコード進行の面から見ればいたって普通のニューオリンズジャズのはず。セカンドラインの命はあの独特なビートですが、これも基本的にアフタービートを感じて2ビートにしっかり乗ることができていれば、問題なく吹けるはずです。
最近ではモダンジャズやファンク系のミュージシャンが積極的にセカンドラインを取り入れてやっています。トラディショナル系の音楽家がそれをセカンドラインと認めるかどうかは別として、非常にスインギーでグルーブのあるいい演奏をしています。つまり大事なことはセカンドラインのビートをばっちり感じて演奏できるかどうかであって、セカンドライン独特のフレージング(そのようなものがあるとして)にあまりこだわらなくてもよいのではないでしょうか。
「資料」というのは具体的には楽譜?音(CDなど)? 音があるのであれば、それをひたすらくり返し聴きましょう。できればステップなんか踏みつつ。もしそこにクラリネットが入っていなくても、他の楽器がやっていることを、全部一緒に歌えるくらいまで聴き込めば、おのずと自分の楽器(クラリネット)でどうやったらいいのか見えてくるはずです。
【谷口英治】