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  バディ・デフランコさんの演奏がとても好きで、自分でも何か演奏できるようになりたいと思い、31歳になって初めてクラリネットを習い始めました。
 まったくの初心者なので基本から覚えなくてはと思い、クラッシックのクラリネットの先生に教えていただいています。
 でも、演奏してみてクラッシックの演奏の仕方とジャズの吹き方とはなんだか息の吹き込み方が違うような気がするのは気のせいでしょうか?



 結論から申し上げます。一緒です!(笑)

 確かに歴史的に見ると、ジャズクラリネットにもいろんな奏法がありますが、将来どんなものをやるにしても、クラシックの基本をばっちり身につけておいて下さい。
 
 ジャズの場合、それにプラスアルファの形でクラシックに無い(認められない)アタック(タンギング)やブレスコントロール、ピッチコントロールが加わってきます。そのあたりの印象で、「息の吹き込み方が違うような気がする」のだと思います。
 
現時点ではピンとこないかもしれませんが、私個人の感覚ではクラシックでもジャズでも超一流になればなるほど演奏上の共通点が多いように感じるのです。クラシックのプレイヤーは上手い人ほど、楽器を力まずに効率良く鳴らし、息のスピードが素晴らしく、立ち上がりのはっきりした潔い発音をしており、それはそのままジャズにも必要な要素なのです。
 
 デフランコの音はクラシックっぽくないように感じるかもしれませんが、あの方も相当高いレベルでクラシックを勉強しているのですよ。

【谷口英治】


 




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