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  谷口先生こんばんは。はじめまして。私は福井県に住むまだ20代の女性です。
 クラリネットをはじめて17年になってしまいましたが、腕はへたっぴです。
 ジャズはやったことがないし勉強したことがないんですが、この前、CDを 聴いていて、グリッサンド にえらく興味をもちました。 あれはどうやって練習するのでしょうか。練習の仕方を教えてください。 お願いします。




 指をずらすようにしながらトーンホールを徐々に開けるとグリッサンド状態になる のはご存じですよね? この方法で2度〜5度位の音程のグリッサンド(例えばlow Cからその上のGくらいまで、左手を薬指、中指、人指し指、親指の順に滑らせるよ うにトーンホールを開けていく)は可能です。
 
 ガーシュイン作曲のラプソディ・イン・ブルーの冒頭のような1オクターブにわた るグリッサンド(midle Cからhigh C)の場合、これに唇のコントロールが必要にな ってきます。例えばhigh Cをロングトーンしながら下唇少しずつ緩めてみましょう。 この時唇の端から息が漏れないように気をつけ、お腹で支えた太い息を送り込むよう にします。上手くできるようになればhigh Cの指のままC〜B〜Bbなどのピッチを吹き 分けられるようになります。この緩いアンブシュアでピッチが下がった状態の時はグ リッサンドがなめらかにかかりやすく、先ほどの指ずらしを併用すればより広い音程 間でのグリッサンドが可能になります。
 
 ・・・と言葉で説明するとこんな感じですが、実際には指ずらしと唇の微妙なコン トロールとのタイミングなど、いろいろ工夫して何回も練習しないとなかなか上手く いかないかも。
 midle Cからhigh Cのグリッサンドについて、僕なりのやり方を細かく説明します 。
 midle CからDに移る瞬間(C#のキイは使いません)にアンブシュアを緩めます。こ こでは厳密にはグリッサンドはかかりませんがDの運指においてはかなり低めのピッ チになります。そのアンブシュアを保ったままトーンホールを指を滑らせながらhig h Cの運指まで開けていきます。この high Cのピッチは低めになっているはずなので 、唇を元のアンブシュアに戻し正規の high Cのピッチにしゃくり上げます。
 
 訓練すればその上のFやGまでグリッサンドでつなげることも可能です。がんばって トライしてみて下さい!

【谷口英治】


 




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