ジャズ用のマウスピースは5JBの他にメイヤー、オットーリンク、またバリというメーカーのバディ・デフランコ・モデルなどがあります。
いずれも豊かな音量が得られるように開きが大きいのが特徴ですが、開きが大きいマウスピースはクラリネット特有の柔らかい音色や繊細な表現、ピッチコントロールなどを犠牲にしているという面もあります。
ジャズといっても、スイング・スタイル以降の演奏家はマウスピース、奏法ともクラシックのそれとほとんど差がないようです。ちなみに僕は音量、音色、コントロールのバランスを考えて、B45ライヤー・プロファイルというクラシック用のなかで最も開きの大きなマウスピースを使っています。いずれにしてもど
んな音がするか、吹き心地はどうかなどは本人が実際に吹いてみないことには何とも言えないので、珍しいマウスピースを見かけたらまめに(しかもいろんなリードで)試奏するしかありません。
【谷口英治】
※注:現在はマウスピースはバンドレンB40プロファイル、リードはウッドストーン3半を使用。
谷口(2003.9/26)