11月6日(金)
今日は昼、夜のダブルヘッダーである。まずは北九州市若松区の市立高須中学校創立20周年記念演奏会に出演。そのセッティング~リハーサル中にとんでもないアクシデントに見舞われた。組み立てて、さてとリードをつけよかなと思ってスタンドに立てた僕のシュヴェンク&セゲルケ model 1000(あ、要するにクラリネットです)が、舞台から真っ逆さまに落下したのだ!(原因はやや建てつけのあまかったひな壇の揺れによると思われるが、不用意にそういう場所に楽器を置いた僕が悪い)。落下の瞬間を目撃したヅカさんによると「時計の針のようにゆっくりと弧を描きながら6時の方向に舞台下に消えていった」そうだ(ウウッ)。まあそういうタイミングだったためにマウスピースキャップを装着しておらず、楽器を拾い上げてみると、僕の周りでは幻の一本と騒がれたアレキサンダーヴィルシャー40B(要するにマウスピース)の先端部分がばっくりと欠けてしまっていた。
しかし、しかし、奇跡的に楽器の方は無傷。これは奇跡としか言いようがない。思うに、真っ逆さまに落ちたためにマウスピースから着地し、そこで衝撃を吸収したおかげで楽器へのダメージが少なかったのだ。歴戦をともにくぐり抜けてきた40Bがまさに身を挺して楽器を守ってくれたとしか思えない。本番はスペアの40B(平均的バージョン)でしのいだが、僕の心理的ダメージはそうとうなものだったらしく、そのステージでの僕のしゃべりは中学生相手にめちゃめちゃハイテンションで生徒たちは大喜び、自分で言うのもなんだが、20周年記念演奏会にふさわしいすばらしいコンサートになり無事大役を果たす。