コンコード・ジャズ・フェスティバル'99同行取材レポート


     =サンフランシスコ市内で撮影=  

1999年8月6日〜8日米国カリフォルニア州コンコード市で開催された31stコンコードジャズフェスティバルに日本を代表して出演した古閑みゆきwith谷口英治&キシミツアキトリオ
 出演は初日6日のファーストセット。コンコードパビリオンに集まった約1万人の観客は、日本から来た5人のミュージシャンを初めは興味津々と見つめていたが、プログラムが進むにつれて卓越したプレイに観客も熱くなってくる。ステージにもその空気は伝わり演奏者と観客の相互が作り出すとても心地良いテンションが会場を包み込んだ。






当日のプログラム 



掲載写真の画質は意図的に落としてあります

 

「富士通コンコードジャズフェスティバル」の行われるカリフォルニア州コンコード市はサンフランシスコ中心部からBARTと呼ばれる高速鉄道で約45分程で到着する郊外の町。
写真はコンコード駅に入線するBART

これが会場のコンコードパビリオン。
約10000人収容の全米でも屈指の野外イベント会場。谷口英治さん出演の8月6日の天候は晴れ。昼の気温は22度、湿度が大変低く過ごしやすい。本番のある夜には16度とやや肌寒いくらいとなった。

《13:00》 楽屋到着
楽屋は当日同じく出演の「ローズマリークルーニ」「カウントベーシーオーケストラ」メンバーの部屋の隣。
日本人が出演するという事で楽屋前に用意された食事(ビュッフェ形式)には、日本製の膳をセッティングされるというケータリングサービススタッフの粋なはからいも。


《14:00》 楽屋近くの部屋でのリハーサル風景
カウントベーシーオーケストラメンバーも見学に。
本番プログラムを全曲通した事でメンバーの緊張感も程良いテンションに

《14:30》
「カウントベーシーオーケストラ」のステージリハーサルを見つめるメンバー。
谷口さんはこのリハーサル見学中に自分が演奏する本番でのイメージが固まったとの事。





《16:45》サウンドチェック
この会場のPAはとても評判が良いとの情報が事前に谷口さんの耳にも入っていたのですが、実際素晴しい音を出していました。会場のどの席でも屋外とは思えないクリアな音が響きます。
「プレイしていてもかつて無い音の気持ち良さ」とは谷口さんの弁。一方ミキシングエンジニアはコンソロールを調整しながら谷口さんらの演奏に「Nice!」を連呼していました。

本番直前の楽屋。この時点ではそんなに緊張が見れない谷口さんですが。。。
左に見える後ろ姿の方は帰国後の1999年9月3日急逝されたプロデューサーの大滝譲司氏。
大滝氏は全米歌手協会の名誉理事等も務めていた事もあり、今回のフェスティバルでも数多くのミュージシャンや来賓との交流等精力的に活動されていました。


《19:30》本番スタート!!

プログラム1曲目は岸三晃(p),田辺充邦(g),古西忠哲(b)のトリオ演奏から。




トリオという編成がこの巨大な会場の雰囲気にのまれる事など全く無く、とても素敵なサウンドがパビリオンに響き渡りほぼ満員に膨らんだ観客の盛大な拍手を受ける。


 その中、2曲目から谷口さんが登場。「ステージ途中から緊張し始めた」という谷口さんだが、曲が進むごとに観客は彼等の華麗な演奏に引き込まれているのが私にもひしひしと伝わって来る。


観客席にある4台の大型モニターをはじめ、楽屋、レセプション会場等のバックステージにあるモニターでもステージの様子が分かる。
「カウントベーシーオーケストラ」メンバーも谷口さん達の演奏をモニターで見つめています。

プログラム中程からはヴォーカルの古閑みゆきさんも加わる。古閑さんはコンコードジャズフェスティバル出場3回目ということもあり現地のファンも多く落ち着いた雰囲気で、MCもスマートな英語で観客に語りかける。

約45分のプログラムはコンコードに集まった1万人の観客を魅了して終了した。
客席フロアーや、バックステージで写真撮影をしていた私にも関係者と見て、観客やスタッフから「great!!」「wonderful!!」の声がかかる。何だか自分が演奏したようないい気分に。


《20:20》 ステージを終えて楽屋へ
満足のステージを終えて、メンバーの表情も自然と笑顔に。



本番終了後、他の出演者のステージを見にメンバーが観客席へ移動するとあちこちで観客から拍手で迎えられ、握手やサインを求められる。
(余談ですが、地元テレビ局では事前にフェスティバルのコマーシャルがあったらしく演奏メンバーが街へと出ると「テレビであなた達を見た」と声を掛けられる場面も)



同日出演した、

日本でもお馴染み「マンハッタントランスファー」

客席の大歓声で迎えられた「ローズマリークルーニ」

翌8月7日に出演した「ジョンピザレリ」



演奏終了後カウントベーシーオーケストラメンバーとのレセプション会場での談笑

ローズマリークルーニとの記念撮影(ステージサイドにて)

《24:30》
滞在先オフィシャルホテルである「CONCORD HILTON HOTEL」へ送迎車で戻ったメンバー

ピアニストキシミツアキさんのWebでも コンコードジャズフェスティバルの写真を提供しています


(撮影・文)音楽事務所アーテム SHIMIZU MUNEHARU

使用機材
Canon EOS-3 EF28-70mmF2.8L


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